台風が形作る沖縄の県民性

台風11号で大きな被害を受けられた方々、心よりお見舞い申し上げます。さんにんリゾートも今日一日復旧作業に追われました。育てていた作物がポッキリと折れてしまったり、先日塗ったはずの外壁塗装がもう剥げてしまったり、はぁー、またやり直しだ😭沖縄県の年平均台風接近回数は8回。この台風こそが、どこか優しい、攻め切らない沖縄の県民性を形作るのではないかと思っています。台風の猛威の前に「この被害は誰の責任だ?」とか、「台風前にはこう約束したはずだ!」とか言ってみたところで仕方ありません。ゲームはもうリセットされてしまったのです。台風で培われた沖縄県民の優しさは時にてーげー(いいかげん)とも言われてしまいます。穏やかな四季の変化こそあれ、ゲームのルールがさほど変わらない地域に暮らす人々には理解してもらえないのかもしれませんね。東京に数十年、沖縄に9年暮らした経験からの「てーげー」な比較文化論でした🤣写真は豊見城市の樹齢100年を超えるガジュマルが今回の台風で折れたことを報じた琉球新報さんから拝借しています。