飛行機の中でつい眠ってしまうわけ

自律神経は外界の情報を収集して、体温や脈拍、血流を瞬時に調整しています。交感神経と副交感神経がアクセルとブレーキのように作用して、これらの反応を調整します。飛行機に乗るとつい寝てしまうことってありませんか?飛行機の巡航高度1万メートルでは0.2気圧になります。このため、飛行機内を0.8気圧に保つことで、地上にいる時との気圧差を少なくしています。気圧が低い、酸素が薄い、光が少ないなどの外界の変化をからだは感じ取り、活動(=交感神経)ではなく休息モード(=副交感神経優位)になるため、飛行機の中ではよく眠れるのです。沖縄旅のスタートは多くの場合飛行機から。ゆっくり眠っていらっしゃーい!